2011年 09月 19日
前川秀樹ワークショップ |
4月と10月、すっかり恒例になった
前川秀樹ワークショップの9回目。
今年は秋の展覧会の都合で
初めての9月開催でした。
夏休み明けのあわただしい募集にも
かかわらず、たくさんの参加者。
ありがとうございました。
大勢の人が床に座り込んで
一心不乱に木を削る様子は
なかなか楽しいものです。
外のテラスはかなり暑かった。
でもめげずに集中して削っている。
前川さんが用意した木の枝から
自分の材料を選び、好きな長さに切って
皮を剥き、彫刻刀、小刀、丸ノミなどの
道具で自由に作り始める。
木ヅチのトンカンの音が響く。
荒削りの段階なのに
これはいい出来上がりになりそう〜
と思わせる形を発見!楽しみ〜。
ここは制約のないワークショップです。
初参加の方の大胆な発想もあれば
常連さんの落ち着いた進め方もある。
それぞれの創造力のみせどころ。
昼にはたっぷりのゴハンでひと休み。
午後からの仕上げにむけて
ここで力を蓄えるのがコツです。
おにぎりを4個、おかずもひと通り。
女性だってそれぐらい食べちゃうから
実に頼もしい。
ほんとはゆっくり休憩したいとこだけど
のんびりするわけにはいかない。
続きの作業。行き詰まったり迷ったり。
その時は先生にドンドン聞いて下さい。
先生のヘルプで生き返ります。
なんせ立体ですから。
絵は描けるけど立体を作るのは
ほとんどの人が経験ないですから。
顔を彫るのがむつかしいらしい。
顔と首のつながりもむつかしい。
悪戦苦闘しながらも
次第に形が見えてくると
又、俄然、やる気がでるというもの。
早くも色づけに入っている男3人衆。
ベテランのこの方たちは
回りを気にせず我が道をいく…。
個性的な像を作る方々。
そろそろ終了の時間が近づくと
仕上げを迫られて焦る、焦る…。
時間ギリギリまで作業して終了!
ホッとした頃に甘いものがおいしい。
大川雅子さんが差し入れてくれた
素朴なケーキを食べながら
講評会を始めます。
毎回のことながら
なかなかユニークな作品や
美しい作品が並んで
この講評会が楽しいのです。
人の作ったものを見るのも勉強。
それを講評する前川さんの話も勉強。
次につながる意欲をかきたてるものです。
腕は筋肉痛で、指は切り傷で
体は疲れきってるのに
みなさん、自分の作った像をかかえて
楽しそうに帰っていかれます。
楽しい時間を共有できれば嬉しいです。
次回に又!
by dees2688
| 2011-09-19 01:13
| DEE'S HALL